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聞き飽きた話を新たな学びに

人生
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何回も聞いた同じ話、捉え方を変えて自分の肥やしにしましょう。

周りの方が同じ話をし始めた途端に「また始まった」と耳を塞いだり、イライラするとストレスになるだけです。同じ時間を過ごすのであれば、聞き飽きた話への捉え方を変えて活かしましょう。

①話をしている相手、例えばおうちの方(親・親戚・兄弟姉妹)・先生・先輩や上司は「本当に大事」「まだわかって貰えていない」と思っている場合、同じ話であっても繰り返しであっても話をしたがる傾向にあります。

同じ話が耳に入った際、ブロックする前に「何故この人はまた同じ話をしているのか」と是非理由を考えてみて下さい。その理由や背景に眼を向けるだけでもまずは「またか」というストレスが和らぎますし、「ただ聞く」から相手の立場や理由を「理解」する聴き方への一歩となります。

②「怒り」や「嬉しさ」といった感情と結びついたものであれば、回顧や感情の再燃によって同じ内容を話し易くなります。

喧嘩をしている際に過去のケンカネタや原因を持ち出してきたり、過去の武勇伝をよく話す方はその類です。

怒り等の感情と結びついた内容だな、と聞いているこちら側がわかった場合は、まずは少し落ち着くまでとにかく吐き出させてあげましょう。「前も話した」「またその話題かよ」と途中で遮ってしまうと余計に感情的になってさらに落ち着くまでに時間が掛かってしまいますので気を付けて下さい。

少し落ち着いてきたところで「そっか…●●に(ついて)~~と思っていたんよね?」と伝え返しながら確認して「伝わっている」「わかろうとしている」という姿勢を示せると感情的な部分がより落ち着き易くなります。

あまりにも回数が多くなってきた場合は、最終的に本当に落ち着いた段階で「実は前もその話してた気がするよ」と伝えてみましょう。

③最後は自分も同じような話を繰り返ししている事がないか振り返る機会にしましょう、というご提案です。

同じ話を聞いている側はかなり落ち着いて冷静に聞いているので、「同じ」と気づき易いのですが、話をしている側はなかなか自分を振り返る事が出来ていないものです。

ですので、同じ話をされ始めたら「自分はどうかな?」と振り返る機会にする事で無駄にしないように時間を活かしましょう。

もしあまりにも時間が長くなり過ぎたり、次の予定へ支障が出るような場合は御手洗いや携帯電話への確認を理由に一旦間を取ってその場を離れるようにしましょう。そしてその場に戻ってきたら即座に「恐れ入りますが、次の予定が(込み入った作業が)ありますので」と切り上げましょう。いくら理解する・相手の立場に立つとはいっても限界がありますもんね(^^;)

同じ話を聞く事は必ずしも気分が良いものではありませんが、話している側の理由(大事なこと・背景)や思い(感情と結びついた内容)に寄り添ったり自省をするだけで聞く側も落ち着いてストレスを軽減させながら聴く事が出来ます。

折角同じ時間を過ごすのであれば、より有意義な時間となるよう工夫して参りましょう♪

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