以前ご紹介した「すぐ幸せをつかむ」方法6つ、
いずれも普段当たり前のものとして流れ去って
いるものです。
この当たり前に自分が引っ掛かって改めて
「幸せ~」「有難いなぁ」の気付きを得る
には、既に手にしている物を見るために
眼の向きを変える必要があります。
眼を内側に向けるために大掛かりな瞑想や
マインドフルネスをいきなり始める必要は
ありません。
まずは毎食前の頂きます、の時間を数秒長く
して「食べられて嬉しいなぁ」と感じる、
朝起きた時に「今日も生きてるなぁ」と
感じる、等これまで流れていたような事に
「幸せだなぁ」「満たされているなぁ」と
つぶやきましょう。
(心の中ででもOKです)
人間の眼は外側に向いているので、
どうしても先に「今無いもの」に目を奪われ
がちです。
人間の欲は際限が無いのでいつも満たされ
ません。
この苦しさが焦りや不満・不安を生みます。
より善いものを、より善くなろう、
という改善・向上は良いのですが、
地に足が付いていない状態では
過剰に求めてしまうからこそ苦しみを
生むのです。
当たり前から先に満たす。
そうすれば焦って貪るような渇望では
なく、
一歩一歩着実に成長している自分や
成長しようと励む自分を実感しながら
進む事が出来ます。
このプロセスの実感が積み重なるからこそ
結果への過剰な求め・怖さを持たずに
気軽に試せるようになるのです。
我々を満たしてくれるものは既に手中に
あります。
眼を内側に向ける機会を増やして先に
自らを満たし、過剰に追い求めるのではなく
プロセスをも実感しながら楽しんで精進して
参りましょう。
ある日気付いたら、気軽に撒いていた種から
芽が出ている・・・かも、しれません(^^)


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