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おごらず:樹木希林さん名言に習う①

人生
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俳優樹木希林さんがお亡くなりになって暫く経ちましたが、「また新作が出るのでは」と思える程、生き方・名言が鮮明に残っています。

今回は名言の中の一つ「おごらず,人と比べず,面白がって,平気に生きればいい」の一つ一つについてみていきます。

今回は「おごらず」についてです。

「何を今更」とお思いかもしれませんが、メリットデメリットについて見て参りましょう。

①おごらず

「おごりたかぶり」という言葉を聞いてどのような人をイメージされるでしょうか。何でも知ってる・何でも出来る事を匂わせる言動が多いと、幾ら所作が綺麗でも・考え方や功績が立派でも「何か応援する気にはなれないよな」という思いに至ってしまうのが人間。

生きていく為にはどこかで居場所を作って役割を担っていかなければならないのですが、存在感を示したり承認を得たいがための「おごり」があるとどうしても言葉や表情に出てしまいます。「一緒に居たい」「この人のために」と思って貰えないのであれば、自分のためにしている事が逆に作用しています。

いい気になって思いあがっていると貴重な情報が入らず、些細な失敗で足を引っ張られ逆に居場所を失う事にもなりかねません。

また、謙虚でないと人からも一つ一つの出来事からも学び得る量が少なくなります。

人が知っている・出来る総量には必ず限りがあります。その事を知らないというのは明らかに知見の幅が狭いという事を自ら表明しているのと同じ事です。

私がこれまで関わった組織や人の中で、本当の意味で「知っている」「出来る」人は自ら無理に示さずとも人が集まったり口コミが広がったりして自然と目立ち、結果的に「ここになくてはならない人」と存在感が大きくなる方がおられました。

自分の為と思ってしている事が逆になる可能性があるのは勿体ない事です。

ここぞ、という時以外は「知っている」「出来る」といった事は外に示さず、自らの中でだけの自己肯定に使いましょう。自己肯定が他者肯定に繋がり、受容れる幅が広くなりストレスが減る事にもなります。

「おごり」は自己顕示・他者否定とも捉えられかねず、人と関わる上ではリスクが高いです。

私個人的には知っていても知らないふりして「教えて」と言える人、お相手が「聞かれたり」「困っている」時には「こんな方法も」と提案出来る謙虚な方、の方がカッコいいなと思います。

わざわざ時間やエネルギーを使っておごりを外に出しても人の心情とは上記で申し上げたように逆に出ます。

であれば、謙虚に振舞う事で逆に自然と浮き上がってくる生き方の方が近道でお得かもしれません。浮き上がらずとも、足を引っ張られる事はないのですから(^^)

次回以降も樹木希林さんの名言についてお伝えして参ります。

御忙しい中、ご覧頂き有難うございました。




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