先日、チーム取組を集約して発表する資料作成の為に話合いをしたのですが、当初想定し準備していたとおりには成果物へ繋げる事が出来ませんでした。その難しさを痛感するとともに、組織の一員として動く者の意識について省みる事があり、今回お伝えしたいのは★自ら意欲を作り出す★についてです。
意欲は与えられない
狩猟時代から「動き過ぎて危険な目に遭う」「エネルギーを無駄に消費しない」事への名残からか、人間は本来怠け者です。一方、働くという観点からは、本屋にも数多くの「いかに考動するか」といった本があるように「動く・アウトプットを出す」事が重視されます。就活や転職で志望動機を聞かれるのは、考動に繋がる「意欲の源泉がどこにあるのか」を探るためです。仕事における考動への意欲、褒めるや褒美等他人からのきっかけでも醸成されますが、効果は短期間。長く動き続ける為には自ら意欲を出し続けるスキルが必要だなと痛感します。
仕事において、華やかな楽しい作業ばかりではありません。手間暇が掛かる下準備がほとんどといってもいい割合です。その後感謝や評価が付いてくる程度。一見地味で意味がなさそうに見える作業に、「自分なりの意味付けが出来るか」…ここに意欲を出し続ける鍵があります。
少し極端な例ですが、掃除。昨日も集まりの前に オフィス近くにある由緒あるお寺に朝足を踏み入れたところ、木の多さに比べてまぁチリや葉っぱが落ちておらず綺麗な事。自らの心が汚れるのを前提に掃除を通して自らの汚れも取る…。素人にはなかなかそこまでは行きつかないかもしれませんが、小奇麗にして「気持ちを整え快適に過ごせる」ようにといった意味付けは出来るのではないでしょうか。単調な作業を繰り返す事で脳から落ち着きや安心感をもたらすセロトニン等の快感物質が出る事も掃除の利点です。職場でも学校でも掃除をする時間を設けている所がありますよね。地味で意味が無いような作業にその人の「物事への意味付けや取組の姿勢」が如実に表れます。インターンシップの際、緊張感の要らない掃除の仕方や姿勢で学生の考動の仕方や本質を見ようとしているところもあります。

「人の評価が気になるから」「周りがしているから」では嫌々やっているマイナスの意味付けをわざわざ自らしているようなもの。「自分なりの意味付け」をするためには
・自分のやっている事が「ゆくゆくどこにまで繋がっているか」の広い視点を持つ
・長期的視点に立つ(掃除ならば自分に後輩や子供が出来た時等)
事も有用です。
また、掃除には日頃気付かないような細かい事にも気付く視点をもたらします。この細かい事に気付く視点は、日々単調な作業を「どうしたらより良質に」「より効率よく」出来るかの改善に活かされます。小さな改善であっても、効果が実感出来れば仕事での自己肯定感貯金が貯まっていき、仮に転職する事になっても、あなたの仕事への姿勢を示す内容となるでしょう。
それでは本日のまとめに入ります。
一見意味の無い無駄にも思える作業、仕事はこういった作業がほとんどといっても過言ではありません。評価や不安による外からの意欲では長続きしにくいため、自分なりの意味付けが出来るか、が意欲をもって考動し続けるカギにになります。小さなご褒美で動き続ける意欲といった身近な内容もそれもまた善し。自ら意欲を持って動き出せるからこそ、楽しみが生まれるもの。共に歩んで参りましょう。


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