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正解は多面的:寛容さが自分をも守る

人生
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2020年1月…東京オリンピックをあと半年に控えたこの時期に、世界陸連がナイキの厚底シューズ・ ナイキヴェイパーフライの競技大会での使用を禁止する見通しである事をイギリスのメディアが発表しました。

これをご覧の方はこの報道を覚えていらっしゃるでしょうか。もしお覚えでらしたら、どのように感じられたでしょうか。

私の周りでは、「マラソンコースが変更になったばかりなのに、靴にまで規制が掛かれば直前に走り方も変えなければいけないのは逆に不公平」という意見が多かったです。

水泳・スキージャンプ然り、規制を設けるのは「記録が延び過ぎている=身体への負担が掛かり過ぎる・危険」と捉えている事も考えられます。世界的な競技団体であれば、選手の身体の負担や安全性を考慮して競技の発展を促す事も目的の一つであるでしょう。

一方で、私がこの報道を知った時に思い浮かんだのは「ナイキがアメリカのメーカーだから?」というものでした。

オリンピックはメーカーの宣伝としても大きな大会故に、オリンピック前のこの時期に「禁止するかもよ?」という事を流布したのかなぁ…と商売の側面から考えていました。

しかし、これまで費用を掛けて研究開発をしてきたナイキからすると、たまらないですよね。鶴の一声でひっくり返されたら、「今までの時間と研究費用は補償してくれるん?」って納得いかないのではないでしょうか。

観戦する側としては、厚底を使う選手は当初かなり勇気が要る事でしたでしょうし、変化を恐れず採用して練習してきた選手の事も考えて欲しいという意見もかなり拝見しています。

世界陸連が、底の厚さだけを規制するのか、カーボンファイバー製のプレートまで規制する、のかはこれを書いている時点では未定です。

今回の厚底シューズの件にしても、選手側・管理側・メーカー側・観戦する側各々に正解が存在しています。

今回のタイトル、「正解は多面的」…聞けば、「何を今更」という内容かもしれませんが、人に対してイラっとしている時ってこの「正解が多面的」であるという事を「忘れていませんか?」という事が本当にお伝えしたい内容です。

イラっとしているこちら側が「正しい」と思っている内容があるのと同様に、イラっとさせた側の当人にも「正しい」と思っている理由なり考え方があります。

この多面性を再認識する事で、無意識に爆発する怒りを防ぐ・遠ざける事が出来ます。

よく出てくるトラブルが、親と子・夫と妻・彼氏と彼女・上司と部下・先輩と後輩・同期や友達、の間での「なんで出来ないんだ」「わからないんだ」という内容。

何回言われても注意して取り組まない・注意された内容すら覚えていない、こちらが「こうすべきだ」と考えているのと同様に、 怒りを買っている側(相手)からすると 「内容を理解して納得していないからしない・出来ない」「反抗心があって意図的にしていない」のも正当な理由なんです。

そこに怒りを加えても、怯えさせてしまうか・理由もわからず強制的にさせるか・より反抗心を強めてしまうか、、、いずれにしても怒りのエネルギーを使う割にはこちらの意図や希望を伝えるのにはあまりにも効率が悪いものです。

怒りを用いず、こちらの伝えたい内容・実行して欲しい事柄を伝えるためには、「各々に正解があってそうした」「今後に向けてどういう伝え方なら聞いて貰えるか」を感情を使わずに考えて努めるように致しましょう。

怒りを用いて威圧し・萎縮させ・受身で動かさせても、その後こちらがさらに手間を掛かなければならない可能性は大きいです。

最悪、大事な人財を失う事にもなりかねません。

「その人なりの正解で動いている」事を再認識する事で、怒りの無用なエネルギーを使わないでも伝えられるように、そして相手の事情や考え方もヒアリングし尊重しながらも、こちらが伝えたい(理由・実行内容等)が確実に相手に伝わるように致しましょう。

寛容さは自分の心をも大事にするものです。

私も正直に申し上げると、イラっとしている事が顔に出ているようです(笑、妻談)。

共に歩んで参りましょう。

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