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黙々と味わえるきっかけ:アフターコロナ②

人生
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黙々と味わえる幸せな時間?を過ごしましょう。

家族であっても、「同じ方向を見て」「極力会話を少なくして」食べる事が新型コロナの影響で推奨されています。

正直、家族間では難しいかもしれませんが、給食時間に実践している学校もあります。

一見寂しそうに見えるんですが、黙々食べには利点も幾つかあります。

①味わう

ご自宅での食事場面を思い出してみて下さい。テレビが付いていたり、食卓にもスマートフォンが置いてあったりしないでしょうか。

特にテレビが付いていると「観る」事に意識が向いてしまうので、食べているようで実は空腹を満たすためのお腹に納める作業になっています。

それでは一番初めに入ってくる口での感覚、味覚を素通りさせているようなものです。

習慣付いているテレビを最初から付けないというのは難しいかと思いますので、毎回録画しているような絶対観たい番組以外は音量を小さくする事をお勧めします。

それだけでも注意が口に運ぶ食べ物・噛んでいる触感・味わいに意識がいきやすくなります。

あとは、食べる時間を「命の交換」と捉えなおす事です。

食事はそれまで生きていた動植物の命を頂いています。

こう聞くと軽々しく流し込む事がためらわれないでしょうか。ましてやテレビ鑑賞やスマホを扱う「ながら食べ」なんて気が引けますよね。

お腹を満たすだけではまさに味気ないです。

命を入れ替える時間、味わう感覚を通して「今生きている・生かされている」事を実感する時間にも出来たらいいですよね。

②よく噛む

食べる事に集中する環境が整い、味わう豊かさを知ったならばよく噛んでより味わいましょう。

流し込むお腹を満たす食べ方では胃腸への負担が増します。

日中の行動でただでさえ疲れが出ているのにお腹の中へも負担を掛けてしまえばダブルパンチです。

胃腸も自分の身体ではあっても、動きを制御する事は出来ません。見えない箇所だからこそよく噛んで負担を減らし、負担を減らしてあげましょう。

早食いだと「食べた」信号が脳に届く前に次の食べ物を入れてしまうので、太る原因ともなります。

しっかり噛んで胃腸の負担を減らし、余計なオモリまで身に着けてしまわないようにしましょう。

また、よく噛む事は単純刺激となりますのでウォーキングやランニング、ヨガや瞑想の際のリズムや呼吸のように穏やかさ・落ち着きをもたらす神経伝達物質セロトニンを増やしてくれます。

黙々と食べる事は味気ない寂しいものではありません。

これまで見落としていた「味わい」「命の交換」「単純刺激」を食事の時間に取り入れる事でより豊かなご褒美時間にし、次なる時間への英気を養いましょう。

「頂きます」に心を込めて♪

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