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寛容さ・赦しへの順番:自分から?他人から?

人生
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寛容さ・赦しを極めるには、まず自分。そして他人の順番で進めていきましょう。

赦しという大それた言葉を使いましたが、「認める」「受け容れる」の方がもう少ししっくりくるかもしれません。

私達が自分を一番大事に思って行動するように、他人も自分が一番大事と思っているからこそ言動に現れる価値観の違いを認め尊重する事が出来ます。

「自分だけが正しい」と思ってしまうと、「赦せない」と自分の正しさをどうしても誇示しようと相容れない・伝わらない相手ばかりが浮き出て大きく見えるようになってしまいます。

この執着が怒りを強くして時間が経っても手放せず、結局は自分がきつい思いをしてしまうんです。

「完璧な人は居ない」…聞き慣れた言葉ではあっても、「自分が正しい・自分が上」の前提があると赦しには繋がりません。

昨日こんな事がありました。

本を読めるカフェで席に着くと、隣に男女のカップルさんがおられました。

すごい楽しそうに話しているのはいいんですが、マスクをされていなかったんです。

一瞬「ん?」と気分を害しましたが、二人が退店した後で伴侶と話した結果「付き合うかどうか微妙」若しくは「付き合い立て」の人達だったのかもという結論になり「顔を見て話したいよね」と落ち着きを取り戻した次第です。

「会いたいのは顔を見て話したいから」なのは「自分達もそうだったんだから」「あの二人もそうだよね…仮にコロナ禍でも」という順番であれば、「相手も同様に自分が大事で言動しているんだからしょうがない」と手放す事が出来ます。手放す事が出来ればイライラせずに、自分がコントロール出来る事に注力して席を移動すればいいだけの話です。(実際は席が間引かれて混雑していたため無理だったんですが)

ムカつく・イラつく他人の言動も、一番身近な自分に置き換えてみると「あの人にも大事な軸があってそうしたんだろう」という察しが付き易くなり、「現時点ではあれがあの人の精一杯」と一旦落ち着いて認める事が出来ます。

感情的にならなければ、より相手に伝わり易い内容・伝え方で当方の真意や希望を話せる訳です。

仮に最初からはここまでうまくいかなくても、「あの人も精一杯」と認められれば、表情や態度に怒りが出ないので即座の関係悪化を避ける事は出来ます。

「相手の立場になって」…幼少期から言われたきた事ですが、順番としては自分が先。

「自分の正しさ軸から言動をとっても間違う事もあるし出来ない事もある」・「自分の正しさが変わる事もある」、この現実に正対するからこそ、「相手も大事な軸を持ってした言動なんだ」と納得がいき、認め受け容れられるんです。

効率よく相手に伝える場合にも必要な寛容さと赦し。

人間である限り、瞬間的に感情的になりそうになる時があっても小さな寛容さ・赦しの経験が前頭葉の抑制作用と重なって、私たちが気付かないうちに瞬間湯沸かし器になって後悔するのを防いでくれます。

感情的にならず、コントロール出来る事に注視・注力しながら…共に歩んで参りましょう。

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