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ヒロシちゃんねる人気からの考察②:穏やかさを取り戻す

人生
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芸人ヒロシさんが仲間とキャンプをする動画:「ヒロシちゃんねる」。人気の理由を考察する四回のうち二回目、★ヒロシちゃんねる人気から考察②:穏やかさを取り戻す★と題し話を進めていきます。

少ない刺激が心地良い

元々極端な人見知りなヒロシさんが始めた動画だけあって、「人の集まり」や「華美な楽しさ」等誇張した内容がありません。前回少しお話しましたが、火起こしからテントやハンモックの設営・調理に至るまで各々のペースで淡々と進めている様子がには、「こう見て欲しい」という意識無しに「一人でも純粋に楽める人が集まって楽しんでいる」という自立した清々しさが自然のそれと重なっているように私は感じます。

日常、特に仕事で関わる人との関係はどうしても「動かしたい」「動かされたくない」という思いが交錯する間柄になるので、一人で動画を見る時位は煩わしい面から解放されて楽しみたいという欲求を自立した人達の楽しみ方を見る事で満たしているとも言えます。だからといって会話の面白味が少ないという事ではありません。ヒロシさんの編集の仕方が上手なのかもしれませんが、クスッとくるような面白い会話だったり、新調したギアの説明や豆知識だったり要所を押さえた話は多過ぎず少なすぎず散りばめられています。その総量が見ていて疲れない絶妙な量になっている事が見るものを心地よく楽しませてくれているのではないでしょうか。

あとは木々を介した光の入り方や、火の揺らぎ、水や鳥の鳴き声といった自然のもたらす音です。他のYoutubeチャンネルで自然の音だけやヒーリング効果のある音楽を足して流しているところもありますが、それだけだとちょっぴり物足りなさがあるんですよね。そういった意味でも会話の総量や音の大きさが自然の音と相まって感じられるものであるというのは、視聴者を癒しと楽しみの両方から満たしてくれているすごいチャンネルです、ヒロシちゃんねる。

ヒロシさんの声のトーン

人間、「注目されたい」「誇示したい」と思って話をする時って、声の高さや大きさってどうなっているでしょうか?少し上ずった高さで急に跳ね上がる大きさになる事が多いです。これって人を緊張させるんですよね。動物たちが危険を知らせる為に出す高い音を想起させるからではないでしょうか。では逆に日頃注目される事が多い、政治家や企業の重役の方々の声の高さや大きさ・速さ、如何でしょうか。大半の方が低く・大きすぎず・相手が理解出来るゆっくりとした声で話される方が多いです。声が甲高く早口で話されると「何か後ろめたい事が?」「いいくるめられそう」という話の内容以前に警戒心を相手に抱かせる事になります(前ジャパネットたかたの社長高田明氏の声はまた不思議な感覚でしたね(^^;))。

前置きが長くなりましたが、ヒロシさんの声はまさしく後者、適度に低く速すぎず大きすぎないので夜寝る前に聞いていても目が冴えるような事にはなりません。そんなヒロシさんと気の合う仲間で集まられているので突出して甲高い・違和感のある大きな・早口の方がいらっしゃらないところに、穏やかではあるけれどもゆったり落ち着いて楽しめるこの動画チャンネルの良さが出ています。

この「低めの・大き過ぎない・速すぎない」声については、就活生や営業職の方、大勢の前でプレゼンや報告・発表をする方には見習える点があります。評価される面接、契約数に関わる提案、大勢を前にするプレッシャーや緊張を前にするとどうしても「高く・上ずった・早口」の声になってしまいます。

相手に聞かせる態度を作る為にはそれでは話の内容以前の問題です。詳細についてはこちらでお伝えしていますが、評価等「自分がどう見られるか」よりも「何を伝えたいか」という内容に注視して思いをのせて話が出来るよう準備練習を重ねる中で自信と結果への開き直りが生まれ、結果として焦りや不安のない声の高さ・大きさ・速さに繋がります。

「どう見られる」よりもまずは「どうありたいのか」を軸にして「伝える・発信する」事の大切さをヒロシちゃんねるから感じとった次第です。落ち着いて穏やかに伝える事は結果的に音の振動として自分の落ち着きに跳ね返ってくるので、より大事です。もしまだヒロシちゃんねるをご覧になっていないとしたら、声のトーンや質にも着目して楽しんで頂けたら気付きに繋がると思います。

それではまとめに入ります。

ヒロシちゃんねる、のYoutube動画。会話の総量や話をされている方々の声の高さ・大きさ・速さが聞こえてくる自然の音を邪魔しないので、心地良く快適に楽しむ事が出来ます。刺激が多過ぎる事に疲れを感じる方も多くなっている中で、「注目されたい感」が一見少ないヒロシちゃんねるが他との差別化されたのもこの会話の総量や声に関わるように私は感じています。これは日常生活における会話や提案等にも活かす事が出来る気付きです。共に歩んで参りましょう。

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