先日、とある教育機関においてお話をしてきた内容と絡めてお伝えしたい事があり、★形で表す事の大事さ:インターンシップで見られる素性★と題してお話をして参ります。
教育機関にて「特別教室にある備品の使い方」を「お約束」として生徒にお話をする際、「大切に使いましょう」と伝える事が多いです。しかし、ただ単に 「大切に」と伝えるのではおそらく普段から先生に言われているので聞き慣れてしまっていて響きません。ここで私は事前準備として、特別教室の備品を綺麗に整備しておきます。そして「大切に」の話をする時に、「壊れやすい」「高い物」「皆で使う」という何故大切に使うのかの理由を示した上で、教室に入ってきた時に「雑然と置かれている」のと「綺麗に整理されている」のとではどちらがこれから大事に使おうと思うかについて生徒さん方に問い掛け、想像して考えて貰います。
そして現状整理された備品を見ながら、上級生や他クラスが「大事に使いました」というメッセージを整理するという「形で表す」している事についてお伝えします。ここまで話をすると、何故大切に使うのか、それをどうやって形で表して周りにも伝えていくのかという当事者意識が出るのでほとんどの生徒の方が継続して習慣化出来ます。
何故私がここまで面倒くさい事をしてまで伝えているのか…新しい環境に入った時の第一印象として、この「気持ちを形で表す」事が非常に影響を及ぼす事があるためです。殊、この「気持ちを形で表す」…特に物を大事に扱う・整理する習慣は20歳前後になってくるとほぼ無意識の領域で固まってしまい、修正をするのには相当な覚悟と強い意識・長期間の習慣付けが必要になるおおごと(大事)です。
今後、就活においてはインターンシップでのご縁が面接以上のウェイトを占める事が予想されます。短い期間ではたった数日しか関わる事が出来ない中で、採用側はその方の素性を見ようと必死です。見られる側は緊張していますので、普段無意識にとっている行動様式が出易い環境になります。そこで思い出して下さい。私が生徒さん方に伝えた何故大事に使うのか・それをどうやって周りに伝えるのか、を。学校の備品は自分の物でもありませんし、インターンシップ先の企業や団体の備品も自分の物でありません。・・・ここまでお伝えすればもうお気付きの方もいらっしゃるかと思います。インターンシップ先の担当者は 先生でも親でもありませんから、掃除をしましょうとか、整理して片付けましょう、なんて言いません。しかし、物の扱い方が仕事に取り組む姿勢や正確さに表れる事を知っているところはそういう小さな事でその方の素性を見ようとするはずです。メイン業務では誰もが頑張り、気を張って注意していますから。

実務経験が無い学生の場合、多少のアルバイト等の経験有無や大学での専門分野は反映されても、同じ選考ラインに乗り当初の差があまり無いとすると、差が出るのは…そういった小さなところ「作業中に机が雑然としていないか」「就業後の整理や片付けはどうか」に出易くなります。
折角メインの業務で良い考え方・動き・スキルを見せる事が出来たにも関わらず、片付けや整理の点でマイナスが出ると非常に勿体無いですよね。短期間で見られるインターンシップの場合は気持ちを形で表す、特に備品の使い方や整理・片付けに注意する必要があるのでよくお話致します。
一事が万事という訳ではありませんが、物への気持ちや扱い方が、慣れてきた頃の対人への対応の仕方に繋がる・・・という考え方を採用側が持っていないとも限りません。特にこれまでおうちの方や先生方から注意を受けた記憶がある方は、改めて日頃の生活からほんの少しの物への気持ちとそれを整理・片付けという形で表す事を出来る範囲で始めてみて下さい。気持ちを形で表し始めると、気持ちが穏やかになり落ち着いて考動出来る事で自信を持った振る舞いにも繋がります。
(これと関連するお寺の掃除についてはこちらから)
それではまとめに入ります。
物への気持ちを形で表す事、整理・片付け・清掃は何も学校だけの話ではありません。就活でも重要視されていくであろうインターンシップでも、短い期間に評価を受ける際大事なポイントになります。折角主業務で良い評価を受けていれば猶更の事。整理・片付け・清掃は今後新しい家庭を作る際、伴侶となる方からの評価にも繋がりますので習慣化する事に遅い事はありません。物への気持ちを形で表す事が、人への気持ちを形で表す事に繋がり易くなります。

今後、大事な人が増えてくるであろう皆さんには特に大事にして欲しい事を「気持ちを形で表す」としてお伝えしました。 私も、両親や伴侶、大事な友人・知人へ形で表す事に意識を置いて取り組んでいる途中です。共に歩んで参りましょう。


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