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平気に生きればいい:樹木希林さん名言に習う④

人生
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俳優樹木希林さんの名言「おごらず,人と比べず,面白がって,平気に生きればいい」を振り返りながら生き方について考察する内容の最終回「平気に生きればいい」です。

④平気に生きればいい

「平気」という言葉は、普段使っている中では「大丈夫」「心配ない」「気にならない」といった意味合いが中心です。

樹木さんも人が陥りがちな先々への不安等に対してそのような意味合いで使われていたのかもしれません。

私が注目したのは「平らな気」の方です。

人は生きていく中で良いと思われる出来事があった場合は気分が高揚し、駄目だ・嫌だと判断した場合はテンションがた落ち、という状態になり易いです。

良い・上がったと思えば「より高みを」、下がった・嫌だと思えば「元に」と求めるものに際限がなく、近頃ではその理想とする状態を求めるスピードがはや過ぎる傾向にないでしょうか。

「より高みを」と日々鍛錬していくのであれば何も悪い事はありません。

ただ、それが不安や苦しみといった違和感を伴うものであればご自身の身体には合っていない尺度と言えます。

こういった極端な上がり下がりをせず、「平らで淡々と」生きていく生き方を樹木さんは提唱されているように私は感じ取りました。

短期間で上った者が驕り下っていった時に「やる気が」「モチベーションが」と「その時出来る事」を努めず停滞する、のは本当に勿体ない事です。

塞翁が馬の例えではありませんが、一時の結果を自分で良いだの悪いだの判断してみたところで人生トータルでみればそれはただの通過点でしかなく、自身のその後によってその一時の結果を飛石のように繋げ「後からどう捉えられるようなるか」が大事です。

長く生きてこられた樹木さんだからこそこれまで様々な方を見、多くの経験をする中で「平気に生きればいい」という言葉は出てきたように私は感じます。

人生を全体的に眺めると、良いも悪いも長くは続かず必ず波があるものです。

その波がある毎に激しく一喜一憂していたのでは、肝心の「その時々出来る事」が積み重ならず に限られた エネルギーも時間も勿体ないです。

一つ一つの結果は通過点でしかありません。

受験で失敗しても入った学校で身に付けた実学(語学や資格)を活かして仕事で実績を残している方もいますし、学歴に固執してそこでストップしている人たちも居ます。

就活での大企業・中小企業でも然り。

世間一般の尺度では中小と言われる規模でも、社の大きな役割を担いエンドユーザとしっかり向き合って実績を残し実力を付ける人。代替が効き易い分業の中で入社後「これでいいのか」と自分と向き合う自己分析を始める人も居ます。

頑張って成果や結果が出た時はしっかり喜び、うまくいかなかった時は「どうしていたら良かったか」を振り返ってみる。でも、ここで引きずらない事がポイントです。上がり下がりを引きずらず、平らな気で穏やかに進んでいく快適さ、そして歩みを進める着実さを私は生き方としてお勧めします。

「おごらず,人と比べず,面白がって,平気に生きればいい」という樹木希林さんの御言葉に生き方として強く共感したためにお伝えした四回の内容でした。

亡くなっても尚、スクリーンから醸し出される表情・所作・セリフ、書籍等の言葉から生き方についてご教授下さっている樹木希林さん。

あっさり・さっぱりとした様相でありながら言葉が重く響いてくるような生き様であれば、いまだ「生きている」と言えるのではないでしょうか。

私も日々言葉を伝える者として今後も「どのように生きていくべきか」の指針になりそうな御言葉です。

樹木さん 、まだまだ多くの名言をユーモアとともに残していらっしゃいます。

本屋さんや図書館の近くに寄られた際は是非一度ご覧になってみませんか?(^^)

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