俳優樹木希林さんの名言「おごらず,人と比べず,面白がって,平気に生きればいい」を振り返りながら生き方について考察する内容の三回目「面白がって」です。
③面白がって
面白がって、と似たような言葉として思いつくのが「楽しむ」という言葉があります。
私の狭い経験の中では「楽しむ」はどちらかというと準備してきた事を本番で「今」に集中して取り組む時に使います。
一方面白がるは、鳥のように上から一歩引いて自分を眺め落ち着きを取り戻す時に使う手法かなと思っています。
将来が不安になると、どうしてもうまくいく状況を基準にして「そうならないかも」と考えても仕方がない妄想が膨らんでいったりしがちです。
プロ野球選手、才能がある方達が集まり、日々色んな事を犠牲にして鍛錬していても3割5分打てると一流と言われる位の打率です。65%・7割近くは安打にならないのが普通かもしれません。
就活でのエントリーシートや面接通過だとまだまだ率は下がる感覚でしょうか。
当然うまくいく・うまくいかせる為に準備・練習をしていくわけですが、先走った過剰に結果を求める思考と行動はいつも自分に圧を掛けているだけで、一つ一つの充実感と自信へ繋がりません。そんな時過剰な思い・望みにハマる事なく、欲をかき過ぎている自分を「面白がる」事が出来ればまずはそんな自分を認める事が出来ます。「なんばそんな欲かいとうとや?」と。
そのうえで「7割近くはうまくいかない」可能性がある事が腑に落ちれば不安や怖れに眼を奪われる事がなくなります。
ただ、「面白がる」とは怠る・ふざけるとは違う…と、もうそこまでは言わなくてもいいですよね。なんだか説教くさくなってしまいます(^^)
そう、不安に思う内容に対して出来る準備をし続ける事は必要です。
当たり前のように感じる位の小さな事でもいいんです。「今日はここまでは出来た」という実績を日々振り返りましょう。小さな実績・自信を積重ねても、やっぱり不安は出てくるものです。
緊張や不安が出てきたらそんな自分を面白がって下さい、宜しければ博多弁で…「なん欲ばかいとうとや?」と(^^)ありもしない未来の事ではなく「今眼の前」に視点が戻ってきます。
冒頭では楽しむと面白がるを分けてお伝えしましたが、面白がる習慣が付けば結果への過剰な求めが如何に自分に作用していくのかがみえてくるのでその過剰さが落ち着いてきます。この落ち着きが結果への受容れ・次への動きに繋がります。
何より、笑いは生活の潤滑油となります。
どんなに眉間にしわを寄せてもため息をついても、一瞬一瞬はかえってきませんし周りの心象が宜しくないかもしれません。
自分を、そして周りを認め受け入れ、面白がって「今眼の前」に取り組んでいきましょう。
どうせなら面白おかしく過ごしていきたいものです。度が過ぎて周りから怒られないようにしつつ(^^)
面白がって:樹木希林さん名言に習う③
人生

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