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目立たず貢献・視野の広さ:ラグビー・選手の特徴より③

人生
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ラグビーの特徴を見ながら選手の性質についてお伝えする最終三回目、「貢献と視野の広さ」です。

今回のワールドカップ日本大会でラグビーを象徴する中に「自己犠牲」という言葉がありました。

ラグビーは、1チームの人数が15名とかなり人数が多いスポーツの部類に入ります。

「目立ちたい」というのは人間の欲として自然なんですが、ラグビーの中ではどんなに目立ちたくても一人では何も出来ません。

人数も多くグラウンドも広いため全体を広く見つつ、味方や相手がどのように動くのかを考えながら一人一人が自分の役割を果たしています。

今回の大会でも福岡堅樹選手と松島幸太朗選手がフェラーリコンビバックスと呼ばれて際立って見えたバックスの一番外側、ウィング。このウィングに居る選手も、自分にボールが回ってくるまでの間に味方の選手がどれだけ身体を張ってきたかがわかっているので「目立ちたい」というよりも「どうトライラインに近付けるか」「ボールをキープ出来るか」といった全体の中での役割意識を強くもってプレーされています。

しかも、その役割の果たし方はほとんどが目立たない仕事です。

一見目立つウィングでも、ディフェンスの時は、フルバックと一緒に全体を見てカバーディフェンスを しているので、松島選手や福岡選手がグラウンドの一番反対側まで行ってタックルしたりスペースを埋めたりしていた動きに気付かれた方もいらっしゃると思います。

ましてや、フォワードのプロップ・フッカー・ロックはスクラム・ラインアウトのセットプレーでも中心選手でありながら、本当に目立たない泥臭い役割が多いです。

しかし、目立たずとも愚直に誠実に自分の役割を果たしている姿に「自己犠牲」を見、多くの方が感動された要因になったと私は考えます。笑わない稲垣選手が「クール」と注目された事もその表れではないでしょうか<笑>。

これだけ安全で安心出来る環境であるにも関わらず、「より早く」「より多く」と「求める我」を出す事に慣れ過ぎてしまった日本人に、目立たずとも役割を果たすカッコよさを改めて見直させたのが今回のワールドカップに出場した選手・サポートスタッフ・ボランティアの皆さんではないでしょうか。

また、全体での役割を果たすためには他の選手の考えや動きが見えなければならないので「視野の広さ」も大事になります。

この大事さを痛感した経験が私にはありました。未経験者ながら参加させて貰ったサークルで出たセブンズの試合。

一人外に余った状態で私にボールが回ってきました。あとは敵を一人引き付けて外に居る味方にパスを出すだけだったにもかかわらず、私の判断ミスで綺麗なタックルを食らいトライに繋がらず…その光景は数十年経ってもいまだに夢に出てきます。たかがサークルでの試合…かもしれませんが、自分の未熟さと視野を広く持つ事の大事さを改めて認識した貴重な機会となりました。

私の低いレベルでの例えになってしまいましたが、ラグビーを経験された方は全体の動きを考えつつ見渡せる「視野の広さ」そして「目立たずとも泥臭く役割を果たす」資質が備わっているため、コミュニケーション能力の高さも加わると組織で働く人財としては適任です。

今回のワールドカップでお気に入りの選手は見つかりましたでしょうか?

武井壮さんがとある番組でおっしゃっていたように、そのお気に入りの選手をじーっと追いかけていると、一見目立たないけど大事な細かいプレーというのが少しずつ見えてきます。そうすると、連携して動いている一つ隣の選手の動き…その隣の動き…と観戦している側の視野も広がっていくのがわかります。

これがラグビーの魅力でも有り、利点でもあります!視野が広がると、これまで好きだった他のスポーツもさらに面白味が増してくるはずです。是非ご体感頂きたいです。

それではまとめに入ります。

三回に渡り、ラグビーと選手の特徴から我々に参考になるものを各回、
「他人の痛みがわかる→相手の立場になり貢献(優しく)出来る」、
「怖さ(嫌)を乗り越えて、充実感を層にして自信にする」
「目立たず泥臭く、広い視野を持って役割を果たす」について
取り上げて見て参りました。

ラグビーには痛みや怖さがつきものです。目立たないプレーも多いです。そこを乗り越えて味方全員の為に、と試合をする姿に勇気を貰えます。

ラグビーにはまだまだたくさんご紹介したい特徴があるのですが、 また思いついたころに違う内容にてお伝えする予定です(^^)

ラグビー選手のように、怖さや痛みと正対し目立たずとも実直に広い視野を持合わせ全体に貢献し続けて参りましょう。それが自分の身を守る近道になります。

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