最近私の周りで、「首が張っている」「背中が丸まってる気がする」という話題が続いています。
全てが全て…という訳ではありませんが、仕事でパソコン・SNSの通信手段・テレビに替わる情報や娯楽の動画で機械を操作する時間が長くなっている事、少なからず影響しています。
こういった姿勢の話をしていると、小学校低学年の時に「姿勢を正して」「腰骨を立てて」という授業前の号令を思い出して、あまり良いイメージが無い方もおられるかもしれません。
今だったら大変な事になりますが、私達が小学生の時は姿勢を正した感覚を身に付けるために長い竹定規を背中に入れるよう先生から指示された記憶があります(^^)
ここまでしたり、他人に今更言われなくても姿勢が悪いのってあまり良くないのかなというのは感覚的にはわかっているんですよね。
ただ、何十年後かに後悔しても遅いです。今すぐに得する情報でなくても、改めて見直しておいた方が良い情報というものもございます。短い文ですので、宜しければお付き合い下さい。
①首
パソコンやスマホを使っている時、画面の視覚情報や機械操作に集中するためどうしても前かがみになります。
まず直で頭の重さから負担が掛かるのが首です。
首の後ろの筋肉が伸びきっている時間が長くなると肩周辺の筋肉も引っ張られてしまい、身体が緊張している状態まで長くなってしまいます。これだといざという時に「よしっ」と動き出せず「面倒くさいな~」といった気持ちが表れ易くなり、集中して作業をするのによりアクセルをふかして身体を動かすようになって難儀します。
あと、首が前に出て(背中が丸まって)前かがみになっているのってどうしても日本まんが昔話に登場するような老人を想起させてしまうので、「ハツラツ」「若さ」「健康」という印象からは遠ざかってしまいます。これは面接試験を受ける受験生や就活生には特に日頃から意識して欲しい点でもあります。
②内臓
前かがみは、胃を圧迫して胃液の逆流を起こし胃痛・胃もたれ・胸やけの原因ともなりうるそうです。
この逆流性食道炎、食欲低下・寝つきの悪さ・気分や意欲の低下にも繋がるので侮るなかれ、です。
一概に前かがみだけが原因という事でもないかと思いますが、最近お腹の不快感がある方は日頃の姿勢を見直してみるのも一つの手です。
最後に腸への影響です。長時間の前かがみ姿勢が腸の蠕動活動にも負担が掛かって消化が悪くなる可能性も十分にあります。
また、穏やかさ・心地良さに繋がるセロトニンが、実は身体にある割合のうち90%近くが腸内にあり、感情のコントロールといった面でも姿勢の大事さが見直されてきています。
次回、身体に負担を掛けない姿勢を意識する為の第一歩についてお伝えします。
本日も、身体の重さを心地良く感じれる位一つ一つ丁寧に取り組む事が出来ますように。
このままでは身体が球体に?!①身体への負担
人生

コメント