最近、自宅でも外出先でもラジオを聞いた事…ありますでしょうか?
今やネット動画に移行していますが、テレビ以前は娯楽の中心だったラジオ。動画全盛の時代だからこそ活かせる特徴があります。お勧めする初回を「教育に活かす」と題してお伝えします。
①子どもの想像力
スマートフォンやタブレット・ゲーム機といった機械の使い方・距離感についてお話する際の打合せや保護者とのお話で必ず出てくるのが使い過ぎの問題です。
動画は見る度に様々な推奨コンテンツが脇に表示されたり、ゲームもうまくいく時とちょっと難儀する時の波を作って「より長く」多くの時間を割いて利用して貰うように工夫しています。
約束の時間帯や時間数を設定していても「ちょっとなら」と延長していく甘さがあると、ご存知の通り子ども自身で制御出来なくなり最悪依存症になってしまいます。
そこまではいかずとも、中学生・高校生と勉強の為の時間を動画に取られる損失は大きいです。
ですので、小学生・・・出来れば低学年迄に「「今すべき事を認識して制御する」力を動画・ゲームの時間を守る事を通して身に付けていきたいものです。
動画の代替娯楽としてラジオを活用しましょう。
おそらくご家庭で動画・ゲームを止めさせる道具として使う場合、最初は「えー」っというマイナス反応が出るかと思いますが、断固として許さない態度・「ラジオが鳴ったらもう見れない(ゲーム出来ない)」という流れを徹底させましょう。
ラジオ、動画に慣れた世代には視覚刺激が少ないですが、代わりに使うのが想像力です。
パーソナリティの話す内容を自分で画を出しながら聞きますので、計画する力・先を見通す力・相手の立場に立てる力への基礎となります。
AIがまだまだ苦手とするこの想像力を人が持つ力として伸ばしていく事が、これから先自分の身を守り職業人として自立する近道となります。
②大人として・親としての姿勢
子どもには「もうやめなさい」と注意しているのに保護者は際限なくゲームやスマホを使っている際のアルある風景です。
子どもさんに動画視聴やゲームをやめさせようとした際駄々をこねたりキレたりする場合は、まずは保護者が大人としての姿勢・本気度を見せましょう。
独り言でもいいですし、二人の声掛けでもいいので子どもさんの前で「もう今日は動画(スマホ・タブレット)・ゲームやめよう」と声を出して意思表示をしましょう。
動画視聴やゲームは刺激が多いので、いきなり何もなくなるのは物寂しくなりますので、中間娯楽としてラジオは活かせます。
親御さんでなくても、動画やゲームをやめたくてもなかなか歯止めがきかずについ長い時間使ってしまう方もおられます。
そんな大人の方にもラジオへの代替をお勧めする事で「手持無沙汰になる」「極端な刺激減」を防いで少しずつ距離をとって時間を減らす事が出来た方がおられます。
英語の勉強時間確保に苦労されていた方は、パソコン等で英語のストリーミングラジオへ切替えた方もおられました。
高校・大学受験でもヒアリングが増えていますので、英語教育に興味がある保護者の方であれば日本語のラジオから徐々に英語のストリーミングラジオの時間を増やす事をお勧めしています。
今回は動画やゲームの代替として主に教育の面からお伝えしましたが、娯楽としての魅力がラジオにはまだまだありますので次回お伝え出来ればと存じます。
本日も、僅かな量でも計画・見通しを持って取組み…、眠る際に小さなガッツポーズが出来ますように(^^)
ラジオを活かす:動画・ゲーム・英語
人生

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