皆さん、試験や面接・朝礼から講演まで…人の前で話す場面の本番前は緊張が高まってこないでしょうか?先日私もさらに緊張が高まる環境で話をさせて頂く機会がありました。その際、意図せずのんびり動いていたところ、ほのかに緊張は残っているけれども身体がどしーんと落ち着いている感覚が続いていました。そのまま講話に入ると話すスピードもいつもよりゆったり感じられ、聞いて頂いている方とのやりとりも増え 非常に有意義な時間を過ごした経験をしました。本日お伝えしたいのは、★本番程ゆっくり時間を噛みしめる★です。
バタバタが緊張を増す
緊張が高まるような本番を前にするといつもより細かい事が気になったり、出来なかった準備に直前になる程時間を使いたくなってバタバタ動きたくなる事、よく話に聞くパターンです。あれも…これも…とバタバタ動いていく事は交感神経が高ぶりますので、余計に緊張感が増してしまいます。そのまま本番を迎えてしまうと、「準備してきた事をそのまま出す」という落ち着いた集中に
入りにくくなります。
本番前程留意すべきポイントを絞って数を減らし、出来るだけバタバタ慌ただしく動かないようにしましょう。直前に「あれも」「これも」と欲張っても準備してきたことの量や質が大きく変わる事はありません。ここは欲をかかずに開き直って「今持っているものをそのまま出す」事に的を絞りましょう。そのために準備してきたはずなのですから。もし準備不足を感じられたのであればそれを学ぶ良い機会となるので、是非次に活かして下さい。無駄ではありませんし、無駄にしない事です。
逃げより堂々と対峙
緊張があると、身体は「非常事態」というシグナルを受け取るのでどうしても「早く終わらせたい」と思いがちです。私もそうでした。
しかし、この逃げに近い姿勢になってしまうと「早く時間が経たないかな」「過ぎ去って欲しい」という方に気が向き易くなってしまいます。「逃げ」とまではいかなくても少し「避け」たくなると、迎える本番が余計に大きく感じられて緊張度を増して逆効果です。ここは一度どっしり対峙してみましょう。すべきポイントを絞ってじっくり向かい合って準備し続けると、「やれる事はやっている」という充実感が良い意味での開き直りに繋がって覚悟が出来ます。この覚悟が出来ると結果への余計な欲が減り出来る事を重ねる時間の使い方になるので、緊張はしていても眼の前の時間を味わう感覚がつかめます。この感覚に慣れてくると、本番もそのまま時間を味わう感覚で入り易くなります。

殊、人に対して話す面接やプレゼン等の場面であれば本番時間を「じっくり味わう」「ゆっくり噛みしめる」姿勢がいつもより話す速度を下げてくれます。そうするとその声のスピードを感じ取った自分が自律神経の過剰な興奮を抑えて、集中した心地よい状態で話が出来ます。この落ち着きは、聞く側に「堂々とした」「自信を持った」心象にも繋がります。
無事に本番を迎える
ちょっと気になる事があるような時、いつもはぶつからないようなところに身体をぶつけたり、手元がくるって何かを落としたりこぼしたり…そんな経験があるのは私だけではないのでは?(^^)緊張感が高まるとさらにこういう状態になり易いですよね。「緊張を伴うような本番」は大事なイベントであるのは間違いありません。その本番をケガの状態で迎えたり、欠席するような事になってしまってはあまりにも勿体ないです。自分の不注意からくる事故やケガを防ぐためにも、緊張感が高まる時期にはよりゆっくり慎重に動くようにしましょう。最近では、交通事故のニュースも増えています。信号の変わり際は「まだ行ける」と「早く行きたい」が出合い頭となる事故が多いです。ゆっくり時間を使って確認をしてもたった数秒です。まずは無事に本番を迎えられるように、時間・手間暇を掛けて不意のケガ・事故に合わないようにしましょう。

それでは今回のまとめに入ります。
試験・面接や朝礼・プレゼンテーション・大勢を前にした挨拶等の本番を前にして緊張してくると「あれも」「これも」気になってバタバタと慌ただしくなりがちですが、自律神経が興奮して余計に緊張します。大事なポイントに絞って丁寧に取り組みましょう。本番への堂々と対峙する姿勢が覚悟となり、眼の前の出来る事に集中しやすくなります。じっくり対峙する時間を持つと、本番後も落ち着いて「出来る事を積重ねる」充実した時間の使い方が感覚としてわかります。たまに不安が出てきても、感覚がある方が実体に近いので、すぐに「出来る事を積重ねる」方に意識を戻せます。時間は有限です…ってわかっちゃいるけど、なかなか大事に出来ていない時が多いかもしれません。終われば収まる緊張も悪くないものです。貴重な時間、折角ですからじっくり味わいましょう。
共に歩んで参りましょう。


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