今回二回目のうちの最終、★出力を通した自己分析②:エントリーシートの活用★と題して
お伝えしていきます。
エントリーシート更新を重ねる
2021年卒の就活から経団連ルールが廃止される事により、就活開始時期の早期化が極端に進む事が予想されています。
その中で大事になるのがインターンシップですよね。もはや就業体験ではなく「実務を通した一次面接」となります。この流れに乗れないと人気企業に対してはただでさえ倍率が高いにも拘わらず、インターンシップ外の少ない採用枠に応募する事となり益々厳しい状態になります。
インターンシップになんとしても参加する為には、3年生(短大生であれば1年生)の夏までにエントリーシートをほぼ完成形にしておく必要が出てきます。これまでだったら3年生(1年生)の3月頃迄だったものが「7月までには」、と半年間も早くなる訳です。
ここで強く提唱したいのが「高卒後学校へ入学した瞬間からエントリーシートを更新し続ける」事です。エントリーシート(以下ESと省略します)の提出先が決まっていないので、既に第一志望群として考え得る就業先を想定したESを作成していきましょう。業界や応募企業への志望動機以外は他企業へも転用が出来ますので、想定企業を絞ってまずは「書き始める」事が大事です。
「何を無茶な」とお思いの方も多い事と思います。無理はありません。私もそれは承知の上でお伝えをしています。しかし、3年生(1年生)の夏までに就業観をある程度固めてインターンシップへのエントリーをしていく事になるので、「身に付けた○○を活かしてインターンシップに参加したい」とESで書く事が出来る内容を思い描きながらアルバイトを選んだり学生生活を送る意識が大事になります。
この就活早期化や準備の前倒しにはかなり批判的な方もおられます。学問が疎かになる、と。ただ、「特に自分には強みが無い」と何も意識せずただ単に就活前の数年間を過ごしてきた学生を見てきた私からすると、「就業から逆算して自分の強み・職業観を固める事」を意識して学生生活を送る事はより充実した学生生活を送る事になると思っています。

そうやって早期にES作成に取り組みながら自らの職業観や強み・特徴と向き合い合ってきた方と、3年生(1年生)の夏直前にインターンシップのESを書き始めた人とは内容にかなりの差がついています。
何故なら実体験を意識して書く事が出来るので、より具体的であり「早い段階から想定して考動し続けてきました」という事がアピール出来るからです。
最初はなかなか書けなくて当たり前です。自分の強みやら職業観すら意識したことが少ない方が大半なんですから。まずは「こういう内容が問われるんだ」とわかって、日頃の生活を送る中でESで問われる内容に関連する気付きに引っ掛かるアンテナを張る事が 重要になります。職業観や自分の強みに関連する単語を書き溜めておくだけでも、いざESを書き始める時に全く何も素材が無いのと比べ掛かる労力に雲泥の差が出ます。
お気付きの方も多いかと思いますが、今回は「ESで問われる質問を意識した内容」が更新出来れば特定の企業や見本となるESでなくても結構です。 スマホ等のメモ帳だと更新もし易く、よりいいかもしれません 。
学業・学業から派生した資格取得・アルバイトでの体験・人間性等「インターンシップのESへどう書くか」を意識して学生生活を過ごしながら、自分や仕事への気付きや考えが出てくる毎にES(メモ帳等)へ記入し、ゆっくりじっくり時間を掛けながら更新を重ねていきましょう。
ES更新でオフィスソフトウェアの練習
最近はスマホのフリック入力に慣れ過ぎてキーボードのブラインドタッチに慣れていない学生の方からのお悩み相談もあります。
インターンシップ先でパソコンが使えません、では内容がより限定されてしまいますのでインターンシップ選考でかなり不利になります。
前章でお話したES更新を行う際にお勧めしたいのがExcelを使って入力しながら更新する作業です。キーボードのブラインドタッチを覚える際に練習の選択肢として、ネットによくあるタイピング練習サイトをご紹介しますが、如何せん他人が作った文章や単語を打つだけなので少し面白味に欠けます。しかし、ESの更新であれば自分が書きたい内容についてなので、打つ意欲と目的意識が高ままりより早く身に付ける事が出来ます。
文章作成ならWordなのに何故表計算ソフトのExcelを使うのか不思議に思われた方がおられるかもしれません。理由は、「入力したい場所にすぐ移動出来るから」です。
Wordの場合、自分が文章を入れたい場所が左端では無い場合、EnterキーやTabキーを押していちいち移動する手間がかかります。これが案外時間が掛かるんです。Excelであれば列(アルファベット表記になっている縦の列の事)を小さめに設定しておけば、枠外に気付きや思いつき等をメモしながら文章を書く事が可能ですので私はExcelも文書作成で使える事をお伝えしています。

また、もしインターンシップの志望先で履歴書やESの提出をWeb上やフォーマットのダウンロードを通してパソコンで作成するように指定される場合があります。この段階になって「あ、パソコンスキルが必要なんだ」と気付いて長い時間を掛けて入力しながらキーボードのブラインドタッチに慣れていくのでは少し遅いかもしれません。こればっかりはどれだけ触って打ったか、に関連しますのでtwitter等のSNSをされている方は家等のパソコンがある環境では、パソコンからも送信し練習をする事が有用です。最初は少し面倒くさく感じるかもしれませんが、慣れると打つのが早くなってくる実感が出易いのでこちらもお勧め致します。
それではまとめに入ります。
インターンシップ選考がほぼ「実務を通した一次面接」となる事が予想されます。ですので、3年生(1年生)の夏までにESで問われる志望動機や職業観、自分の強みや実績(学チカ)を固めておく必要があります。高卒で学校へ入学した瞬間からESを更新し続け、自らの職業観や強みを意識して学生生活を送る事は充実した学生生活に繋がります。
一旦社会に出ると自分の事を省みる時間が本当に少なくなります。葛藤があったり、停滞があったりするかもしれませんが、インターンシップへのエントリー直前にその難儀を眼の前にして愕然としたり、どこかの内容を丸写しする事の無いよう、早目にそして少しずつ無理なく取掛って準備をしていきましょう。


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