これを書いている2019年7月は消費税が8%から10%へ上がる直前の時期です。先日知ったのが「おまけつきの駄菓子が消えるかもしれない」との内容でした。駄菓子の中にはふたのところに笛や小さなペンをおまけとして付けたものがあります。その駄菓子の笛等を雑貨とみなした場合軽減税率が適用されず、「商品から消えてしまうかもしれない」との事。そのニュースを見た時「解釈の多様性」に触れ、「自分に起こる事にも色んな解釈や意味付けをする事が大事だな」と再認識しました。今回お伝えしたい内容★「あの時があって良かった」へ:上塗り意味付けで増強 ★と題してお話を進めていきます。
長期的視野で俯瞰
私が就職活動をしていた際、第一志望だった企業から内定が出ずかなり落ち込んだ事がありました。当時はガッカリした記憶がありますが、今になって振り返ると朝型行動の私には「勤務条件(夜勤対応)等を考えるとあれで良かったんだ」と思えます。
この経験によって、「思い通りにならない事が存在する」事にハッキリと気付いて「意味付け」について考え始めたきっかけになりました。その後、仕事をしながら葛藤や振返り・本や人からの教えを経て求不得苦(四苦八苦のうちの一つ。求めるものが得られない苦しみ)という言葉に出会う事が出来ました。
今現在なかなか内定が出ない(NNT)状態や、転職活動や仕事で思い通りに事が進んでいる感触が無い方もおられるかもしれません。こういううまくいかない事や葛藤の最中にある時、スティーブジョブズ氏のconnecting the dotsについて思い出します。
私の解釈がスティーブジョブズ氏のお考えと正しいかどうかはわかりませんが、「その時は良くないと思っていた事も必ずその先に繋がるから」という後押しをして下さる言葉として響いています。ですので、良くないと思っている状態では意識が「今の解釈」だけに集中し過ぎていますので、少し引いて「20年後の自分からアドバイスを送る」ような視点で出来事をみていく、俯瞰する見方を試してみて欲しいです。この事が次章への内容に繋がります。

行動で落ち込みを軽減
20年後の自分からくるアドバイス、私の場合はいつもワンパターンになってしまいますが、「あの時があって良かったって必ず思えるようになるから!」というものです。
その時々では「悪い」という解釈が悲しいという感情を伴って落ち込んでいるのに、未来からの視点で良く解釈するのは多少強引な方法かもしれません。しかし、本当の意味で「あれがあって良かった」と思う為にはその悪い出来事を「先々へ繋げる」必要があります。その為には悪いと解釈する考えをちょっとだけ離れて未来から俯瞰し、「出来る事を積重ねる」イメージを映像として自分の中に残しちょっとずつ動き始める事が大事です。
このちょっとずつというのも、悲しい感情を伴っている時にはポイントになります。
落ち込みがある時にいきなり大きく動こうとするのは、かなりの労力が要ります。しかし、少しずつ小さく動く事を重ねていくうちに悪いと思っていた出来事と悲しいという感情から解放されて先々への見通しが立てられるようになります。
就活や転職で言えば今有る求人を見ていく事になるでしょうか。この時ネットでもいいのですが、出来れば紙での求人が来ている大学の学生課や企業実名が多く公表されているハローワーク現地に足を運んで身体を動かしてみましょう。帰りにお茶したりお店に立ち寄るご褒美を用意するのもより動き易くなっていいかもしれません。
少し前置きが長くなりましたが、この「悪い出来事→出来る今の積重ね→過去の<悪い>出来事が<あって良かった>」を経験として実感していくと、先々で良くないように思える出来事が起きたとしても「行動してれば必ず解釈が変わる」という確信が持てその場の悲しい感情に長時間引きずられる事なく切替え、今出来る事を積重ねていくのに注力出来ます。こういった経験が先々に出てくる一見悪いと思える出来事への耐性を付けさせ、人を「増強」させるのです。
最悪と思っても出来る事は必ずあります。ご褒美を置いてみたり、誰かに話す事でもより俯瞰的に自分の悪い出来事を見つつ今出来る事をちょっとずつ積重ねていきましょう。新しい出来事や見通しで上塗り出来るはずです。

それではまとめに入ります。
その時々に「悪い」と感じた出来事、当然悲しい・悔しいという感情を伴います。悪いとその時は感じた出来事を無駄にしない為には「出来る,<今>の積重ね→あの時があってよかった」と振返る経験と実感が、先々に起こる悪い出来事への耐性を強めてくれます。共に歩んで参りましょう。


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