2019年夏の高校野球、長崎海星対福島聖光学院にてあったプレーが今回の主題を振り返るきっかけとなりました。
3回裏、聖光学院は左翼線へ二塁打を打って得点チャンス…かと思われたところ、ファーストへボールが戻りベースを踏んでアウト。打者がファーストベースと踏み忘れていたのです。
ご覧の皆様はこんなプレーを観てたとしたらどのように感じられるでしょうか?
「たったアウト一つじゃん」…と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、3対2で海星が勝った事を考えると如何でしょうか。小さなミスですが大きなプレーになった事は間違いありません。
一点を争うため、聖光学院高校の打者も「なんとか二塁迄進んでチャンスを」と必死だったのでしょう。一瞬、打球と外野の守備位置に眼が行ったからかもしれません。
打ったらベースを踏んで先の塁へ進む、一見当たり前のプレーです。しかし、大きな舞台での緊張を伴うプレーだからこそ、当たり前の事が当たり前に出来るとは限りませんし日頃からどれだけ意識して練習してきたかが如実に出ます。
当たり前の事を当たり前に出来るためには…頭が真っ白になっても出来るよう、どれだけ意識して常日頃から繰り返し練習しているかにかかっています。
海星高校の側からみると、ファーストのプレーヤーは「打者がベースを踏むか」という一見小さな確認を常日頃から習慣化していたために、甲子園という大きな舞台で発揮されたプレーとなりました。
就活で言えば緊張を強いられる面接。大事な基本って何でしょうか。入室する際のドアの開閉にはじまり、ノックから声を掛けられた後の着席と座る姿勢、志望理由・自己PR・学チカの伝え方、御礼を述べて退室、ビルを出るところまで…。
殊、評価される側の立場だとどれもが大事に感じるかもしれませんが、今回の高校球児のように日頃から習慣化出来るものとすれば、例えばドアの開閉の仕方。特に閉める時に音を鳴らさないよう最後まで両手を添えて静かに閉める…一見簡単そうですが緊張していると疎かにしがちです。
採用側も、実は受験者が油断するちょっとした隙に見せる人間性を見逃さずチェックしている場合が結構あります。

「たったそんな事で」と思われるかもしれませんが、「そんな事」でそれまで積み上げてきていた御客様からの評価が下がってしまう事を考えたら、面接官は「そんな事」を当たり前に「きちんと出来る人」を採用したいはずです。
「そんな」小さな事で判断されるのは私は非常に勿体ないと思っていますので、緊張した状態でも出来るように平素の生活の中でどこにポイントをおいて動くといいか、過去記事でお伝えしています(関連記事はこちらから)。宜しければ併せてご覧下さい。
それではまとめに入ります。
「当たり前の事」、緊張しててもどんな場面でも「出来るはず」、では大舞台で発揮されない事があります。後から悔やまない為に、常日頃から「どのようにし続けて習慣化していく」のか。
その差が結果へのやり切った感と納得感・「自分なりにやった」肯定感に繋がります。
一見小さな事を大事に…共に歩んで参りましょう。


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