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他人とスッキリ・さっぱり:線引きの効用

人生
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様々な事の線引きって難しいですよね。

続けている事の止め時、どの範囲までする・しない、そして一番ややこしいのが人との線引きです。

自他の線引きがあいまいな為に怒りや悲しみの気持ちをひきずったり、無理をして心身の不調を訴える方が多いため「自他の線引きを明確にする」ちょっとしたコツについてお話します。

人との線引き…と言われてもピンとこないかもしれません。

しかし、人との関係で悲しい気持ちになったり怒りが湧いてなかなか静まらなかったりするのはほとんどの方が経験されているかと思います。

その怒りや悲しい気持ちはどこからくるのか…勘の鋭い方はお気付きでしょう。そう、「何故こうしないんだ」「そうするのが当たり前でしょう」という期待がその相手にあるからです。

この期待、こちらが考えている程には相手には「当たり前」ではありません。こちらに「期待する自由」があるように相手にも「期待に添わない(裏切る)自由」があるからです。

とすれば、自分と他人との線引きが難しい理由はこの意識・無意識に関わらず「期待する」事が原因です。

この他人に期待する内容を「当たり前」「当然」「然るべき」と思う程、自他の境界線があいまいになります。

一方で、相手から掛けられる期待に反応する度合いが強い程、同様に自他の境界線があいまいになります。

社会の中で生きていれば、仕事等において他人と協業する事が常となります。

その中で役割を担う事は他からの期待を感じ取って動く事・他へ期待を掛けてやって貰い監督・指示する事が求められます。

しかし、無意識で行っているこの期待の掛け方・掛けられ方が過剰になっているが故に、仕事を離れても様々な感情にひきずられて自律神経のon/offの切り替えがうまくいかずに疲弊してしまう方が非常に多いです。

ここで特効薬となるのが自分との関係についてです。

ここ一番という時にやる気が出なかったり、体調が優れない時もあります。

身近な自分でさえも思い通りにならないのに、他人との関わりで掛ける期待がうまく実現したり、掛けられる期待に応える事が思い通りになる事って如何でしょうか?…そうです、そのどちらも思い通りになりません。

ここに気が付くと、他人との間に掛け・掛けられる期待は最初から成立していない事が腑に落ち納得がいきます。

納得がいけば、あとは普段無意識に近い位掛け・掛けられている期待について距離を置きましょう。

そうする事で怒り・悲しい気持ちの湧く度合いが徐々に低くなり人との間に薄~く線を引けるようになります。

この「最初から成立していない」という前提に立った冷静な期待の掛け方・掛けられ方の方が、短期的な感情が湧きずらく長く薄く期待に応える事に繋がります。

過剰なものは何事も何物も自他ともに毒です。

今後、人との関係で大きな怒りや悲しみがあったり、小さなものが頻発した場合は思い出して下さい、「この期待は思い通りになって当たり前なのか」「自分への期待も難しいにの他への(からの)期待は成立するのか」と。

自分との関係から他者との関係へ広げてみていくと、これまで当たり前と思えていたような期待も実現するのが難しい、当たり前でないと明確になってきます。

この明解さが自他の線引きになります。「スッキリ・さっぱり」の方が薄く・長く他と繋がる事が可能になります。

他との繋がりと自宅以外の居場所を長く保ち、自分の身体を使って他へ貢献して参りましょう。

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