前回、女優さん逮捕の報道から勝手に「常用していた」と妄想を膨らませていた事に端を発し、特に不安妄想への策として「①妄想時間が勿体ないと理解する」事をお伝えしました。
今回は「②不安妄想している自分に気付く」についてお伝えします。
②不安妄想している自分に気付く
ひと昔前まではふとした隙間時間、数十秒でもボーっと出来る時間がありましたが、現在ではスマートフォン等の機器があるために視覚刺激が多くなり不安妄想を実際にしている時間は減っています。
しかし、不安が激減したり全く無くなる事はないので、エゴサーチや不安に繋がる語彙・動画検索といった不安を解消しようとする動きが形を変えているだけです。
検索といった機器操作が表に出るので「自分が不安に感じて行動している」自覚が薄れてしまいがちです。
不安に駆られている自分を自覚するためには、元に戻る動きになってしまいますが、一日数分でもいいのでボーっとする時間を儲ける事です。
一番お勧めなのは、前回少し登場したお風呂・シャワーの時間です。
湯船に浸からずともシャワーを浴びながら眼を閉じている間に、自分の好きな情景や絵を思い浮かべてみましょう。
気になる事や不安な事があると、ノイズのように「バシバシッ」と間で割り込んでくるはずです。「あぁ自分はこれが気になっているんだ」「不安に感じてるんだ」という事に気付く為には機器操作を間に挟まず、入り込んでくるノイズを敢えて意識して見る(絵として頭で描く)と、よりハッキリとした輪郭を持った不安への気付きになります。
確かにややこしくて、いちいち面倒くさそうな方法ですよね。
しかし、好きなゲームや動画視聴でも脳疲労が進行すると大事な時に集中出来なくなったり、前迄出来ていた感情のコントロールがきかなくなったりする事もあります。
大事な事に脳を使うために少し機械から離れる事は、貴重な資源を有効活用するためにも大事です。
ボーっとする時間で、自分が「何を不安に思っているのか・気にしているのか」に気付きましょう。
この気付きが得られれば、あとは感覚を使って<今出来る事>に戻して行動するだけです。
次回最終で<今>に感覚を戻す方法についてお伝えします。今しばらくお付き合い頂ければ幸いです。
本日もよりイキイキした一日となりますように(^^)
不安妄想を減らす②:気付く
人生

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