前回は朝起き易くする為に光を眼に取り込む方法についてお伝えしました。
最終回は血流を味方に付ける方法についてお伝えします。
③モゾモゾ動く
朝起きるのが辛いのは、血圧が低い方をはじめ起きた後の血流量が増えにくい事もその一因として挙げられます。
脳や身体の各部を動かす為の酸素等が届かず、体温が上がらなければ「辛い」「起きるの嫌」となるのが自然といえば自然ですよね。
私が眼に光を取り込みながら行っているのが、布団の中で少しずつ身体を動かす事です。
軽く膝を立てて左右に倒したり・腰を上げ下げしたり(腰痛がある方はご無理されませんよう)・両手を下げたまま肩をグルグル回す事から始めます。
掛け布団の中なので速く動く事は出来ませんが、ポイントはゆ~っくり動かして身体に負担を掛けない事です。
慣れてきたら、ふくらはぎやふともも・腕や眼の周り・頭を指の腹を使ってマッサージするのも朝のモゾモゾの一種としてお勧めです。
眼がほんのり開いてきたら、ようやく起き上がる段階ですが、ここでいきなり起き上がるのではなく徐々に起き上がる事も是非試して頂きたい方法です。
私が行っているのは、横向きになったまま肘をついて徐々に徐々に身体を起こす事とふくらはぎ等のマッサージを同時にする方法です。少し上半身が寒い時もありますが、幅の薄いソフトあんかを入れているので足やお尻を暖めながら行っています。
前回、ライトを付けて眼に光を取り込む方法をお伝えしましたが、起きる時間が外が明るい季節は徐々に起き上がり、カーテンと窓を開けて伸びをしたりしながら陽の光を皮膚からも取り入れましょう。
まさに絵に描いたような朝の風景ですが、ゆったりとした深呼吸をも一緒に行うと、清々しい気分になって「今日も朝がきてよかった」と貴重な一日への有り難さを実感する時間です。
朝…、「起きなくちゃいけない辛い時」というイメージがあるかもしれませんが、三回に渡ってお伝えした
①お腹を空かせる②光を取り入れる③徐々に身体を動かす、
方法を活かして朝の起きづらさを解消していきましょう。
最後までお読み頂き、誠に有難うございました。
起床時間を「戻れない貴重な一日の始まり」と感じる時間になれば幸いです。
朝起き易くする為に③:モゾモゾで血流増
人生

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